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ぱれっとの新しい家づくり計画実行委員 松村昂明さん

第4回目は、松村昂明さんにお伺いしました。
松村さんは、家づくり計画実行委員を務め、いこっと完成後、2011年6月末まで入居者リーダーとしていこっとに入居し、退去後もいこっと運営委員として活動しています。


—ぱれっとと関わったきっかけはなんですか?

2008年秋、勤務先の社会貢献活動に参加した際たまり場ボランティアの方と知り合い、活動に誘っていただいたことがきっかけです。
たまり場ボランティアとしては1年程度活動に参加し、いこっとの計画に携わるようになってからは、いこっとを中心にぱれっとと関わっています。

—ぱれっとの新しい家づくり計画に加わったきっかけ、理由を聞かせてください

2008年12月、たまり場ボランティア向けに「ぱれっとの新しい家づくり計画」参加の呼び掛けがあったことがきっかけです。私はメールでその情報をいただき、即刻参加を決め返信しました。新規事業の立ち上げという希少なチャンスにチャレンジしたいという気持ちに加え、個人的に「様々な立場の人が一緒に住める場所」があったらいいな、と前々から思っていたことが理由です。
障害者、高齢者、子育て世帯その他もろもろ、どれも立場ごとに分断されて生活することが多いことが孤立や相互理解の妨げを生んでしまっているのではないかという自分なりの問題意識が出発点です。

—計画の中で一番の印象に残っている出来事はなんですか?

いこっと完成記念式典の際の出席者の多さと幅広さです。渋谷区長をはじめ様々な団体の方が参加され、本当に世間から注目されているのだなと実感しました。
また、偶然ですが私が当時勤務していた会社の役員も出席しており、社外のボランティア活動が企業と繋がり得ることが分かり、こうした活動の今後の可能性を感じました。

—ぱれっとの家いこっとが完成した時の感想を聞かせてください

約1年半の計画を経て、ようやく出来上がったかとしみじみと感じました。
また、私は入居することが決まっていましたので、新生活へのワクワクする高揚感もありました。知的障害者と一緒に住むということに関しては、「身の回りのことが基本的に自立してできる」という条件があるためほとんど不安は感じていませんでした。

—入居希望者として参加したワークショップの感想を聞かせてください

自分が住む家を作り上げていく、という作業がとても楽しかったです。この作業はとても貴重で、たとえ将来私が個人的にマイホームを建てることになっても、これほど充実し白熱した議論を経ることはないだろうと思います。
また、ワークショップに参加することで様々な方と知り合うことができたことも、大きな財産だと感じています。

—いこっとの居住者へ一言お願いします

いこっとは生活する場です。生活に正解などありません。時に居住者が入れ替わりながらいこっとは存続していきますが、その時その時の居住者たちの”色”を出しながら生活していければよいのではないかと思います。いこっとを基盤にして障害のあるなしに拘らず居住者がそれぞれの人生を満喫できれば、それが最高だと思います。
また、外部の方から見るといこっとの居住者たちは一風変わった人たちに見えるかもしれません。今までなかった家に自発的に住んでいるので。ただ、住んでみると案外普通の共同生活だと思います。


松村昂明さんプロフィール

1983年東京生まれ。
都内IT系企業に勤務する傍ら、2008年秋からたまり場ぱれっとのボランティアに参加。
2009年1月よりぱれっとの新しい家づくり計画実行委員を務める。
2010年4月から「ぱれっとの家いこっと」に居住。入居者のリーダーを務めていたが、2011年6月末で退去。退去後も運営委員としていこっとの運営に携わっている。

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